TS1では、Φ60x15狙いでしたが、せん断ひずみが使えないことが判って、曲げひずみだけで6分力を抽出することになって一挙の厚さ32mmと倍以上になってしまいました。
3Dプリントの異方性が原因ですが、このサイズでも十分小さいと思うのでこれで出来れば恩の字だと思います。
●ポイント
①安定している曲げモーメント抽出部分を多用した
CrossBeam1とCrossBeam2と2階建てにして、モーメントを2重測定して、両者の距離19ミリ分で割ってFx,Fyを算出するアルゴリズムにしました。
②Fzだけはロバーバル片持ち梁にしました。
片持ち梁は変位が大きいため1個採用するので精一杯でした。
③Mz測定は、摩擦、ガタがうるさいので、HOUSINGでがっちり固定する方法にしました。
●以後
TS2の試作を開始します。中段のロバーバルユニットは初めてなのでそこから造形評価開始します。