【オピニオン】chatGPTを禁止する企業も人も、また出遅れる<コト作りがキーワード>

IT文明の歴史上、AIの重要性は、認識されていますが。chatGPTがAI普及の大きな一歩に貢献してくれてます。
しかし、利用禁止している企業とか個人がいるそうで、ITで十年遅れて、更にAI利用で更に日本は遅れると懸念してます。

●私の感じている日本のIT遅れの原因はコト作りの欠如
日本産業は20世紀をモノ作り文化で繁栄してきました。21世紀になって世界がモノ作りからコト作りに変化してきた潮流に乗れずにズルズルと20世紀の成功体験で企業経営をしてきたのが日本の大部分の企業です。
2005年ごろに、政府、経団連など画、日本型産業の危機として、コト作りが弱いと訴えてきましたが、
企業全体がモノ作りで凝り固まっていて、20年経過した現在でもコト作りができてません。
自動運転しかり、電気自動車しかり、スマホしかり、宇宙開発しかり勝っているのは、デバイス、化学素材系産業だけです。素材系産業は、コト作りを顧客と一緒に構築する文化があるので、何とか生き残れていると思いますが、完成品産業が、コト作りを自らやらないといけないのに、できてないために、大敗北を喫してます。
ITが何故負けたのかは、コト作りとしてITが必要だと世界中の企業が気づいていたのが2000年からなのに、
コト作りができてない日本企業は、ITが必要だと気づけないまま20年たってしまったという愚鈍な結果を招いてしまってます。現在の日本産業は、亡国の最大原因となります。

『モノ消費, コト消費』とは?意味が変化した背景やデータ推移など(モノコト論)

●chatGPTは、コト作り人には、最高のツールになる
chatGPTで仕事を奪われるのは,コト作りをしてない企業、人です。
コト作り視点からすれば、顧客価値に対して、どうすれば満足させられるのかが最重要となります。
chatGPTは、いろいろな視点からの手段を教えてくれますが、
顧客のニーズ(コト作り)を設定してくれるわけではありません。
従来だと、ニーズが分っていても解決実現手段にたどり着けなくて頓挫する事例がほとんどでしたが
chatGPTは、解決実現手段を多角的に提案してくれます。
当然、正解ではありませんが、試行錯誤の回数を減らし、成功確率を上げてくれます。

ということで、私は、chatGPTを使って新規ビジネスの案件をたくさん作ってみようと思ってます。

 

 

 

 

 

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